何故、日本人糖尿患者は運動が大事か
運動は、糖尿患者に限った事でなく、健常者にも大事
2型糖尿病治療の1丁目1番地は「運動療法・食事療法」
要は、生活習慣の見直し
それでもコントロールが難しいなら「クスリ」
生活活動は、NEAT( 非運動性熱産生)
階段・家事育児・買い物・農作業、他多数
運動は、目的を持って体を動かす事
有酸素運動・無酸素運動・HIITなど
身体活動=運動+生活活動
生活活動が非常に多い人は、
そこまで運動に拘らなくても良い
生活活動が少なければ、運動は必須項目
では、本題の何故日本人は運動が必要か?
日本人は、座位が長すぎ生活活動が著しく低いから
以前書いたように、日本人の座位時間は世界一(平均約7時間)
長い座位時間は、肥満・喫煙より、
おもいっきり病気リスク・死亡リスクに直結する
運動不足は、全ての生活習慣病・高血圧・高血糖・肥満・脂質異常、
などにダイレクトに影響する
糖尿病に限って言えば、運動効果はこれまた以前書いたように、
大まかに2タイプ
・急性効果・・・ブドウ糖が使われ食後高血糖を下げる
運動後1日くらいもエネルギーが使われる
・慢性効果・・・インスリン抵抗性の改善
基礎代謝が上がり、何もしなくてもエネルギーを使う
※細かく言えば、もっともっとあるけど割愛させて頂きますネ~
生活活動が多い人は、最低でも1日500kcalは使う
60㎏なら時速8㎞で約1時間のジョギングと同レベル