よもやま話

おせっかいアドバイザー

今更聞けない・・・ATP

こんばんわ~
元フィットネス指導者のMr.ろんり~ですw


何故かフィットネスの時だけ「元」がつく🤔
なぜ?
誰か教えて~~~😅




誰もが、何度も聞く言葉
『ATP』
それだけ生き物では大事なモノ


でも、説明できる人は少ない
まぁ、自分も基本的な事くらいしかってところ



ATP(アデノシン三リン酸)
アデノシン(A)に、三っつ(T・・・トリプル)のリン酸(P)がくっついている状態


三つのリン酸のひとつが外れる時、
ADPと無機リン酸ひとつ(P)に分かれる


Pが分裂した時(ATP→ADP)に、エネルギーが放出される
このエネルギーが、人が運動(活動)した時のエネルギーになる
一部は、熱エネルギーになり体を温める


で、ADPは色々な機構で再度ATPに復元される


体に入れた栄養素をATPに変える工場が、
ミトコンドリア



ATPはどう作られるか?


ADPと無機リン酸に分裂した後、
ADPにリン酸をくっつけてATPとして再利用される


この機構は3パターンある
ATP供給の早い順で、
1,ホスファゲン機構
2,解糖系(速い解糖と遅い解糖)
3,酸化機構
それぞれ、材料や条件は異なる


ホスファゲン機構は、
数秒で枯渇し、瞬発系の運動や筋トレなら1~2レップで力を発揮する機構で、
ADP+クレアチンリン酸でATPを再合成する


クレアチンは筋肉中に蓄えられてる
サプリを使うトレーニーも多い


ホスファゲン機構のデメリットは、
グリコーゲンに比べたら、クレアチンの貯蔵量は少ないので、
持続的なエネルギー供給は出来ない



解糖系は、速い解糖と遅い解糖がある(供給スピードが異なる)


短い時間ならホスファゲン機構でATPを再供給できるけど、
それを越える時間だと、ホスファゲン機構の貯蔵量の関係で切り替わる


解糖系は、グルコース・グリコーゲンをエネルギー源としてるATP供給機構
解糖系での運動には、文字通り糖は必須になる



酸化機構は、人間が一番使っている供給機構
寝ている時、安静時、歩き、長時間の活動・運動(有酸素運動)・・・・。


主に、糖質と脂質がエネルギー源のATP供給機構


比率の目安で、
睡眠時が、脂質80%:糖質20%
安静時は、脂質70%:糖質30%


ここから、有酸素になったり運動強度が上がっていくと、
脂質の割合が減り、糖質の割合が増える


糖質の量が増えきった状態が解糖系



体の中では、常に色々な機構を使い
エネルギーを作り続けなければ、生きていけなくなる



ATPはミトコンドリアの質で、
沢山作れる人少ない人、早く作れる時間がかかる人はいる


工場もガタが来てると、製品の質も下がり量もさばけない


ATPの質や量を上げるには、有酸素運動が効果的

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