よもやま話

おせっかいアドバイザー

インスリンの色々な役目

こんばんわ~
インスリン・アドバイザーのMr.ろんり~です


糖尿病なって、9年?10年?8年?
まぁ、そこそこの知識はつきました


今は、それらをもとに悪化しない努力はしてます
更なる改善が出来ればハッピー😁



本題に行きますネ
駆け足で書くので、足らない点はカンベンしてヨ


インスリンの役目
・血糖値を下げる(様々な合併症を防ぐため)


血糖値は血液中のブドウ糖の濃度
ブドウ糖はご飯の中の糖質からくる
大半がブドウ糖に分解
血糖値が上がる
インスリンが血糖値を下げる


・ブドウ糖を細胞内に取り込む
血糖値が下がる時、ブドウ糖は細胞内に取り込まれる
その際、何段階もの化学反応を経てATPに変換
ATP=エネルギー



・肝臓の糖新生を抑える
糖新生は、ブドウ糖以外の物質からブドウ糖を作る事


肝臓では糖新生は抑制される
肝臓では自分でブドウ糖を作るのを抑える



・グリコーゲンの合成促進・分解抑制
グリコーゲンはブドウ糖が沢山連なったモノ
で、グリコーゲンは筋肉・肝臓で蓄えられる


グリコーゲンが合成されると、ブドウ糖は減り血糖値は下がる
グリコーゲンが分解されてしまうと、血液中にブドウ糖が増え血糖値は上がる



・脂肪の合成促進・分解抑制
ダイエッターは聞いた事があるかも知れない
インスリンが出る事で脂肪がついてしまう、と


確かに、ある条件下ではインスリンが脂肪を沢山合成してしまう
それは活動量(運動量)が少ない、又は筋肉量が少ない場合


本来、筋肉>肝臓>脂肪となる
インスリンヒエラルキーで書いたように、
運動不足・筋肉不足だと、脂肪>肝臓>筋肉の順になる


筋肉が多い人・活動量が多い人が太りにくいのは、
コレも大きな一因


また脂肪は、緊急時の非常用のエネルギー源
ブドウ糖が切れたらグリコーゲンを使う
それさえ切れたら、筋肉や脂肪を使う
なので、
大なり小なり、インスリンで脂肪にエネルギーを貯める必要はある


・たんぱく質の合成促進
これは過去に何度も書いたのでメチャ簡単に


体の基のたんぱく質
例えば筋肉、例えばセロトニン、
たんぱく質のみでは合成しない
糖質摂食が絶対条件になる





インスリンの真の目的は、エネルギーを作り出す事
だと言っても過言じゃ~ない


ブドウ糖が細胞内に入ればエネルギーになる
血糖値が高い状態は、エネルギー濃度が高い状態


血中のエネルギーが高い故に体を傷つける(合併症等など)


糖尿患者は、インスリンの効きが悪い(2型糖尿病)
で、
エネルギーをうまく処理できない
そうすると
ドンドン血液中にブドウ糖(エネルギー)が余る


エネルギーの暴走で体が悲鳴😱


活動量に見合うエネルギー源の補給
や、
エネルギーを多く入れたら、それに見合う活動


エネルギーの入りは食事療法
エネルギーの出口は運動療法
と言う、毎回同じ事で〆ますネ~


基本、体作りに魔法は無いでございます
魔法があるとしたら、設定上とか架空の人物とか、かな

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