よもやま話

おせっかいアドバイザー

糖質制限

こんばんわ~
食べたいものを我慢してませんか?


食事はダイエットのように、一生続くモノ
極端な事はせず、ムリなくやるのが成功の秘訣


何故か糖質制限してる人の家には、
スイーツやら甘いものが多い🤔
で、
「つい」だの「うっかり」だの、、、、が


まぁ、個人的に誰が何を食うかは本人次第



よく糖質制限ダイエットで、2~3日で
「2㎏瘦せたぜ!」って聞きますよネー
運動もしてないのに・・・・・・・。



糖質は、吸収されるとグリコーゲンとして、
筋肉・肝臓に蓄えられる


グリコーゲンの約8割は筋肉に蓄えられる
筋グリコーゲンは、糖質のみで、たんぱく質や脂質からは合成できない


筋トレをすると、
筋グリコーゲンは、アデノシン三リン酸(ATP)に変わり、
脂肪が、分解されて出来た遊離脂肪酸によって、
エネルギーとして使われる


筋トレしても、このエネルギーが無ければ、
筋肉は瘦せていく


更に、パフォーマンスも落ちる

腕だけでやる腕立て伏せ(プランシェ)




また、筋肉が瘦せる原因で、
筋グリコーゲンには保水作用がある


この水分は、冒頭の「2㎏瘦せたよー」の内容
自分等が言うダイエットは、脂肪を減らす事
筋肉や水分ではない


脂肪1㎏減らすには約7200kcalのアンダーカロリー


一般男性が、3日くらい何も食べなければ行ける数値
フルマラソンなら、一気に約3回分


2㎏減だと、この倍に相当する


ひとつのグリコーゲンの分子には、
3~4個の水の分子がくっついている


筋グリコーゲンが400gだとすると、
水分は1200g~1600g


更に肝臓にも100g程度のグリコーゲンが蓄えられている
水分は300g~400g


グリコーゲン+水分=2㎏~2.5kg



もっと言うと、筋肉の約8割は水分
筋肉が瘦せれば水分も少なくなる


糖質制限は、筋肉が落ちて、
より痩せにくい体になる



その影響は脳にも出る
人間の脳は、1日全体の約2割のカロリーを使う
1日2000kcalなら400kcal


この一番のエネルギー源はブドウ糖で、
1日約120gのブドウ糖が消費される


2割が、脳や神経系で使われ、
8割が、筋肉や肝臓に蓄えられる
(一部血中にグルコース)



また、糖質を摂り過ぎても太らない、
と言うような検証は沢山ある


一例で、1999米国
動けない箱の中に24時間寝かせ(棺桶じゃないですよー)
代謝量を計測
糖質・たんぱく質は、代謝が上がり熱に変換され消費された
脂肪は余った分、全て体脂肪になった


体組成関係なければ、
糖質制限は初期段階には効果あり
しかし、中長期になると、三大栄養素の何を減らしても体重の落ち具合は、
カロリーの減少量と比例し、高炭水化物でも高脂質でも同じだった、と



更に、何度か書いたように、
極端な糖質制限は、死亡リスクがかなり上がる



大体1,3倍くらいで、かなりヤバい確率
1.1倍upでも、確率的には十分注意が必要
そう考えると、1.4~1.8倍ってすごい値


でも、確率なんで
ロシアンルーレットも、当たる確率はたったの16.7%




更に、20年以上の追跡調査で、
男性
高糖質(60.2%)
低糖質(35.2%)
では、低糖質の死亡率は1.5倍


女性
高糖質(59.6%)
低糖質(37.4%)
では、低糖質の死亡率は1.4倍



糖質は、世間が思う以上に重要な役割を果たす
上記以外でも、数えきれないほどある(過去記事参照してネ)


ワタシが「バランス」が大事と言うのは、
心身のため

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