よもやま話

おせっかいアドバイザー

残留農薬アレコレ

こんばんわ~
野菜アドバイザーのMr.ろんり~です



「残留農薬」


残留農薬にはふたつの基準がある
・農薬の使用基準
・残留農薬基準


農薬取締法って言うのがあり、
製造・輸入・販売・使用での法律がある


日本では、農水省に登録された農薬しか使えない




農薬の使用基準は、農水省が決めている
作物によって、使用基準が違う場合もある
かなり細かいので、農薬を買ったら(買う時)説明書を読んでネ


違反すると、使用者(農家・一般の人も・・・家庭菜園など)は、
3年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金、
又は、その両方が課せられますヨー




残留農薬基準は、厚労省が定めている
国産品や輸入品にも定められている


農林省が定めた使用基準を守っていれば、
残留農薬は基準内に必ず収まる


注意したいのは、
残留農薬基準値は、健康の基準ではない


あくまで、使用者が適切に農薬を使用したか
を示す基準



健康基準は、内閣府(食品安全委員会)が設定している
ひとつは、生涯毎日食べても安全である1日の摂取許容量
もう一つは、急性の毒性に関わる短期推定摂取量



残留農薬が多い野菜・果物は、
調べればわかりますよ


オーガニック(有機栽培)も例外ではない


なぜ?


以前書いたように、一部農薬を使う事は認められている
また、
無農薬状態の農地を、2年以上空いてない場合もある
前の作物で農薬を使ってて、間を開けずに栽培とか
隣の田畑が農薬散布してるとか
極稀に確信犯とか




残留農薬を落とす一番は、
皮をむく
ただ、皮に一番栄養があるけどネ


あとは、ぬるま湯で数分間強く洗えば、
アメリカ環境保護庁の基準値を、ほぼクリアできるくらい落ちる


重曹も、凄く効果的と言いますよ
1%の重曹水で12分洗うと、
浸透性の殺虫剤80%
浸透しない農薬96%
が落ちる。と


2分でもそれなりに効果はある、
と言われる



余談で、
収穫前に、除草剤・農薬をまく事がある
プレハーベスト(収穫前除草剤散布)と言う


米国なんかでは、普通にやっている(小麦・大豆など)
これは、収穫の作業効率を上げるため
※日本は、法律で禁止(一部の大豆はあったと思う)
 欧州も疑わしいモノは禁止


ただ、にほんは、小麦ののほとんどは輸入している


リスクとして(一例)、
発がん性はもとより、
有機リン酸系(殺虫剤)・・・発達障害
ネオニコチノイド(殺虫剤)・・・発達障害
グリホサート(除草剤)・・・発がん性・急性毒性・生殖毒性
グルホシネート(除草剤)・・・生殖毒性
パラコート(除草剤)・・・パーキンソン病

×

非ログインユーザーとして返信する