マグネシウムと糖尿病・精神疾患
こんばんわ~
さすらう旅人ことMr.ろんり~です
前回の続きです
マグネシウムの不足で、インスリンが出にくくなり、
インスリン抵抗性も高まってしまう
更に、インスリン抵抗性が高まると、
マグネシウムは排出され、糖のエネルギー変換に影響し、
血糖値が上がる
米国で、4497人を20年追跡
マグネシウムを多く摂取した群は、
2型糖尿病のリスクを47%減少
日本でも、40~65歳、1万7592人対象で、
2型糖尿病のリスクを36%減少
マグネシウムは、
日本人が、一番かかりやすい大腸がんのリスクも下げてくれる
厚労省によると、
40~69歳、4万2000人対象、
インスリンの血中濃度が高いと、
大腸がんリスクは、3.2倍になった
実際、糖尿病患者は、
大腸がんリスクが1.4倍高い
更に、マグネシウムは肥満の予防効果もある
米国で15年の追跡で、マグネシウムが多い群は、
メタボが31%減少
マグネシウムは、代謝を促すビタミンB群や、
糖をエネルギー変換にする時、使われる
糖をとってもマグネシウム不足だと、
代謝もうまく行かず、肥満の原因にもなる
2017オランダ
マグネシウム不足だと、
認知症リスクは32%増加
米国で、
抗うつ剤の代わりに、集中的にマグネシウムを投与したところ、
大うつ病が、7日で回復傾向に向かい、
不眠・不安・短期記憶などの改善も見られた
マグネシウム濃度は、骨が一番高い
次が脳
マグネシウムは、自律神経を整えてくれるのは勿論、
セロトニンを作る材料も、マグネシウムが使われる
更に、
精神安定のGABAを作るにも、マグネシウムは必要
日本人は、
全ての年齢層で、マグネシウムは不足している
しかも、
現在悪い事に、マグネシウムが体から出ていきやすい
マグネシウムを排出してしまう主な原因は、
ストレスと不安・飽和脂肪酸・アルコールの飲みすぎなど
これらが強くなればなるほど、
細胞からマグネシウムが出ていき、慢性的なマグネシウム不足になる
そうなると、
600以上の酵素の働きも悪くなる
マグネシウムは、意識して取らないと不足するけど、
食事で、よほどの事が無い限り過剰摂取はない
サプリは、過剰摂取の可能性がある
出来るだけ、主食からが効果的
ただ、白米は7㎎と少ない
玄米になれば、49㎎
もち米なら、65㎎
オートミールなら、80㎎
白米と玄米・もち米などのブレンドはおススメ
うちは、無いけどw
オートミール推進本部のMr.ろんり~として、
再度、オートミールの栄養素を書きますネ
オートミール100gの栄養価
エネルギー 304kcal
タンパク質 10.96g
食物繊維 7.52g
炭水化物 55.28g
脂質 4.56g
糖質 47.8g
ビタミンB1 0.16㎎
ビタミンB2 0.06㎎
ビタミンE 0.48mg
ビオチン 17.36ug
ナトリウム 2.4mg
マグネシウム 80mg
カリウム 152mg
カルシウム 37.6㎎
鉄分 3.12mg
ビタミンB6 0.09mg
セレン 14.4ug
亜鉛 1.68mg
銅 0.28㎎
リン 296mg
モリブデン 110ug
参照:「日本食品標準成分表2010」:文部科学省
もうオートミールは、炭水化物の域を脱して、
たんぱく質・食物繊維・ビタミン剤・ミネラル剤・・・・に