よもやま話

おせっかいアドバイザー

血液検査(血小板)で「がんリスク」が分かる

こんばんわ~
Mr.検査ですw



がんを発見するための血液検査では、腫瘍マーカーが有名
だけど、
一部のがんでしか上昇しない事や、
感度が低い事が問題だそうです


なので、
がんのスクリーニングには適してない、



ところが、
健診なんかでよく測定する「血小板」に、
がんとの関係が大きいと


血小板の正常範囲は、
15~40万/μⅼ


血小板は、ケガとかで血を固める作用がある
この数値が低いと出血しやすい(脳出血のリスクは出る)、
高いと血が固まりやすい(脳梗塞のリスクは出る)



カナダの研究で、
今まで、がんと診断された事が無く
定期的に血液検査を受けていて、過去2年間、血小板の値は正常範囲だったのが、
急に45万/μⅼ以上に上昇した人たち、40~75歳、53339人対象


この5万数千人を追跡
2年以内に、固形がん(血液以外)発症率は、一般の人に比べ、
全体のがんは2.7倍
卵巣がんは、7.1倍
胃がんは、5.5倍
大腸がんは、5.4倍
肺がんは、4.4倍
腎臓がんは、3.6倍
食道がんは、3.6倍
高かった


※2年以内の発症
 以降は、もっと増えてたかも知れないし減ったかも知れない



急に血小板の値が高くなった人は、
2年以内に、がんの発症が非常に高い事が明らかになった



原因は、まだハッキリしてないけど、
がんが起こる事で炎症が起こり、傷が治るメカニズムが促進されたり、
がんの血管新生が作られることが、血小板と結びつくのでは、
と考えられているそうです


何でも、急激に変化すると、
必ず何かの反応はある

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