よもやま話

おせっかいアドバイザー

正体見たり枯れ尾花!

何故、
不安は発生し増幅するのか?


不安は、将来の自分と今の自分の距離
離れすぎると不安になる


その他にも、
さまざまな事で、不安は発生し増幅する


不安と恐怖


大きな違いは、
対象がハッキリしているかいないか


例えば、
目の前に、グリズリーが現れた時、
やられる、と感じるのが恐怖


一方、
明日も明後日も、グリズリーが現れるのでは、
と考えるのが不安



恐怖不安を感じるところは、
偏桃体


逃げるか闘うかの判断もする


と、同時に
ノルアドレナリン・コルチゾールを分泌する指令も出す


恐怖は、その原因が無くなれば納まる
が、
日常的に不安を感じると、
自分の中で、繰り返し考えてしまう



偏桃体の機能で良くないのは、
不安を感じた時、ストレスホルモンを出す指令を送っときながら、
体の変化が起こると、更に反応してしまう


こうなると、
不安がドンドン増幅されていく


最終的に、現実に起きてるかのように、
恐怖に変わっていく


不安恐怖症(パニック障害など)が、
代表例



偏桃体と海馬は、近くにある事もあり、
海馬の機能(記憶や感情など)も影響する


記憶が長期記憶になり、その刺激が偏桃体を刺激する
負のスパイラルになる




不安を回避するには、
よく言われることを書きますヨー


先の事は考えない
今この瞬間の事を・・・マインドレスネス→マインドフルネス状態に


サバイバル心理学で、戦場で先の事の心配をすなら、
今を生き残れ


先を考えてても、救助される確率は変わらないし、
不安になるだけで、何もメリットは生れない



ただ、
不安があるから、備えも出来たり、
成長にもつながる


不安と行動が一致しないと、
この関係は解消しない


行動こそが、不安を解消する最大の特効薬
行動する事で、偏桃体がストレスホルモンを止めてくれる



約2千5百年前の先人(ヒポクラテス)も、今の科学でも、
不安になったら歩け、と言う


それが出来なければ、
掃除でも家事でも何でも良いので動く


何故なら、


偏桃体は、何か行動を起こした時、
不安は減り安心していく



米国には、
ウォーキングセラピーというのもある


不安・うつ状態の時は、
ただ歩け


体調が悪いから動けない
じゃなく
動かないから体調は悪くなる
と言うのが、多くの専門家・医師の見解





不安な事で、実際起こるのは約20%
そのうち、何らかの準備や相談などで回避できるのは約16%


96%の不安や心配事は起こらない
たった4%の為に、右往左往しているのが現状


でも、なんの準備もしなければ、
5個のうち1個は起きてしまう



後、
少し先~先、小さい心配事~大きな(漠然とした)心配事を、
メモにして1ヶ月でも、3かげつでも持っていれば分かると思う


沢山書かれた心配事や不安な事は、
ほとんど起きない




不安恐怖は、
敵の正体見たり枯れ尾花
かも知れない

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