よもやま話

おせっかいアドバイザー

体脂肪測定でなぜ誤差が出るか

「体脂肪率」


マズ、正確に測定が出来るのは死体を解剖しての測定
これは、リスクが高すぎる


次が
水中測定法
人が入れる水槽に潜って体重測定し筋肉と脂肪を測定
この方法は被験者にも負担は大きい
入る前に、息を全て吐き出すのでかなり苦しいみたい
の前に、泳げない人は無理


空気置換法
専用のカプセルに入って、空気の圧力の差から体脂肪を測定


DXA法
二つのX線を体に照射し、筋肉や脂肪を測定
これは、インピーダンスにつながるので後ほど


CT・MRIもDXAと同等


キャリパー法
キャリパー(洗濯バサミみたいなモノ)で、
3ヶ所(ハラ・背中・二の腕)の皮膚の厚みを図り測定式に入力
これは、かなり正確に出るけど測定者の技量で差がでる



インピーダンス(電気抵抗)法
家庭用・ジムなどで使われる
脂肪は電気を通しにくく、筋肉は電気を通しやすいを利用した測定方法


年齢・性別なんかを入力して測定
測定器の優劣で3~10%以上の誤差は必ず出る


電極と皮膚の位置が毎回同じとは限らない事と、
皮膚に微量の汗があるだけでも、大きく変わる


一番は補正されてしまう事
DXA法で、沢山の人のデータで、
30代ならこのくらい50代ならこのくらいのデータから、上方・下方修正される


筋肉・脂肪が多い人、また身長が高い・低い人、肥満・瘦せ型など、
サンプル数が少ない人は、大幅に誤差がでる


インピーダンス法で、個人のみのデータでやる InBodyでも誤差は出る


因みに、 InBodyは3年くらい前の価格で、
一番安いので75万円/1台
高いのは1台200万円以上してた



体脂肪測定で、やり直して1~2%変わる事はザラ
脂肪1㎏変わる(減らす)には、体重・速度にもよるけどフルマラソン3回分
1~2分で走れる距離じゃ~ない



現実的に一番正確なのは「見た目」
100%正確な測定方法は、現在、死体以外存在しない



よく芸能人なんかで、体脂肪5%とか言うのもいるけど、
生存には、最低限3%の体脂肪は必要
5%だと、かろうじて生きてる状態


10%以下だと免疫力も下がる
なので、ボディビルダーはコンテストに合わせて、
体脂肪をコントロールする


計算上、体脂肪率50%超えると水に浮きますよ~🏊‍♂️


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