よもやま話

おせっかいアドバイザー

筋肉とマイオカインと抗がん作用など

こんばんわ~
Mr.ろんりーです



マイオカイン


マイオはギリシャ語で筋肉、
カインは作動物質



筋収縮で、分泌されるホルモンの総称
現時点で30種類ほど見つかっている



そしてマイオカインは、
うつ症状や不安を抑え、認知機能を高めたり、
脂肪を燃焼させ血管を柔らかく保ったり、
脳や血管・脂肪細胞など全身の機能を調整し、
がん細胞の増殖抑制にも貢献している



国際予防研究所の研究チームが、
418万人もの女性を対象
1週間での運動時間が最も多い群は、最も少ない群に比べ、
マイオカインによる乳がんのリスクが20%減少


また乳がんの女性でも、運動を習慣化すると、
生存率が、40%向上すると言う調査結果もある


クスリ同等か、クスリ以上の効果があった
しかも、副作用はなかった



現時点で判明している、抗がん作用のあるマイオカイン
※以前書いた内容とダブルのもあります


イリシン
特に乳がんのがん細胞をアポトーシス(事故死)へと導く作用がある


イリシンを投与したがん細胞は、されなかったがん細胞に比べ、
22倍アポトーシスの量が増えた事が確認された


またイリシンは、
白色脂肪細胞を褐色脂肪細胞に変える役割も持っていたり、
一酸化窒素の量を増やし、動脈硬化のリスクを低下させたり、
脳細胞の再生や新生、シナプスを形成するたんぱく質の分泌を促す、
などなど確認された
そして、認知症の予防につながる



スパーク
スパークは加齢で減少し、運動で増えるマイオカインのひとつ


スパークは、大腸がんを直接予防する事が確認されている
大腸にできたがんの芽を、直接アポトーシスに導く働きがある
また、
骨粗しょう症を防ぎ、免疫力を高める


IL-6(インターロイキンー6)
IL-6は、体に入ってきた異物(菌やウイルスなど)を排除する
炎症反応物質


炎症反応を起こすことで、がん細胞の増量を抑えたり、
免疫反応を活性化して白血球を増やす働きがある
ただ、
慢性炎症や自己免疫患者など、過剰発生すると
リウマチを悪化すると言う悪影響もある


IL-6が病気(リウマチなど)の元と言うより、
慢性炎症を起こしてしまう事が良くない



筋肉は運動させることで、
内分泌機関になる



マイオカインを効果的に出すには、
ひとつはHIIT(高強度インターバルトレーニング)


ラットの研究で、週5回と0回で比較
週5は、前がん細胞が約9割減少した


HIITは、かなりキツい運動
治療中や高齢の方は、週5を週2にしたり、
1回のトレーニング時間を短くしたり、強度を弱めたりが推奨される



ふたつめは、
スクワット


日常的にウォーキングをしてる人は、
その前に、自重で良いのでスクワットをやるといい
スロースクワットを10回ほどがおススメ


また筋力維持には、
スロージョギングも良い


特に下半身の筋肉は、
マイオカインの分泌を活性してくれる



病状が悪く動けない人たちには、
咀嚼でIL-6の分泌が促進された


咀嚼はアゴの運動にもなるし、
唾液自体、発がんの毒性を少なくしてくれる


咀嚼が少なく歯周病になると、IL-6が過剰に出過ぎて、
慢性炎症が起き、逆に発がんのリスクが一気に上がる
と言う


英国)
歯周病がある人は、ない人に比べ、
すい臓がんリスク54%
腎臓がんリスク49%
肺がんリスク36%
血液のがんリスク30%
アップした



また、
小まめに動く事が大事になる


そうすることで、筋肉量の低下は、
かなり防げる







とりあえず、
どんな運動(活動)でも良いので、
座位時間を減らそう~

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