よもやま話

おせっかいアドバイザー

インスリン抵抗性の元、筋内脂肪を減らすには

異所性脂肪の中の「脂肪筋」


これが多いと、インスリン抵抗性が高い傾向で、
数年~10数年経つと2型糖尿病や、体内へ色々デメリットを起こす


脂肪筋がつきやすい人
   
どうすれば、落としやすいか



見た目の筋量は多くても、筋力がそれに伴ってない


見た目は凄いけど、全て筋線維で埋め尽くしてる訳じゃなく、
一部が、非収縮性(筋収縮をしない)の脂肪が含まれてる
で、見た目より筋力が低い
逆に、
見た目の体脂肪率が少なく、BMIが低くても、
運動習慣が無いと脂肪筋になりやすい


脂肪筋の多い人の特徴は、体型関係なく運動習慣が無い人



運動習慣がある人は脂肪筋になりにくい


骨格筋代謝(筋肉の生成・分解)を繰り返していれば、
脂質もエネルギー源として使用できる


週3以上トレーニングをしてる人は、
ホボ気にすることは無い



試験は高齢者計64人が参加
1,ウォーキングを実施する群(33人、平均年齢72歳)
2,ウォーキング+レジスタンス運動を実施する群(31人、平均年齢73歳)
自宅で10週間のトレーニングを実施
※・ウォーキングは、1回30~60分、週2~3回、1日の平均歩数1万歩を目標
 ・レジスタンス運動は、椅子座り立ち、太もも上げ、つま先立ち、脚の横上げ、
  上体起こし(腹筋運動)の5種類から構成
 ・各項目45回ずつの反復を1セットとし、週2~3セットの実施を目標とした
 ・超音波断層装置で筋肉部分の濃淡を示す輝度(筋内脂肪)、筋肉の厚み(筋量)、
  皮下脂肪の厚み(脂肪量)を測定


その結果、10週間のトレーニングによって、皮下脂肪量と筋量には変化がみられなかったが、「筋内脂肪」は両群で低下し、ウォーキング+レジスタンス運動群ではより顕著に改善した。
 さらに、「筋内脂肪」を示す指標の変化と運動機能、筋量の変化に相関関係がみられた(筋量の変化との相関係数:ウォーキング+レジスタンス群r=-0.35、P <0.05;ウォーキング群r=-0.46、P <0.05)。これは、筋量が増えた人ほど「筋内脂肪」が減少していたことを示している。上体起こしなどの運動機能の一部にも改善がみられた。


「手軽な運動で筋内脂肪を減少 「ウォーキング+筋力トレーニング」がもっとも効果的」




脂肪筋を減らす人は、
加齢によって脂肪が増えた人


30代くらいまでなら、余程、生活習慣が悪くなければ、
気にすることは無い



また、運動をせずに、炭水化物を控えて脂質ばかりをたくさん摂ると、
異所性脂肪が増えやすくなる、と


脂肪筋になってしまうと、
筋肉が糖を取り込む働きが弱められてしまう


糖の約80%は筋肉に取り込まれて、消費される
その筋肉が、脂肪筋になってしまうと機能不全になり、
血糖値が下がりにくくなる

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