よもやま話

おせっかいアドバイザー

良い悪い、両方ある

こんばんわ~
最近、思いにふけるMr.ろんりーです


良い思い込み
「プラセボ」


ラテン語で喜ばせる


すべての薬に、
効果の差はあるけど関わる


またスポーツにも効果がある
と言うか、ほとんどの事に関わる


色によっても効果はかわる
白:鎮痛効果
青:鎮静効果
赤:興奮効果
などなど


カプセルの方が、
錠剤より効果は出やすい


ただ、
プラセボ効果の限界もある


患者の自覚症状(痛みとか)が軽減しても、
検査の数値が良くなるわけでもない


プラセボが効かない代表例は、
殺菌・避妊など


プラセボは、良い思い込み



悪い思い込みは、
ノセボ効果


例えば、
偽薬を投与されても副作用が現れた


コレ、
クスリだけじゃなく言葉なんかでも出る


中南米では、
今でも呪いの儀式をする部族がある


呪われてる本人が、
呪われの儀式の対象と知ったとたん、
体調が悪くなったり、
ショック死を起こしたり




医療では、
クスリの副作用を知らされた患者ほど強く出る


ワクチンの一例で、
ワクチン(効果90%以上)
ワクチン群:79.4%
偽薬群:36.5%


副反応が起こるはずのない偽薬(生理食塩水)でも、
4割弱が副反応を起こした



医療に対し、不満や不信が多い・強い人は、
ノセボ効果が出やすい
そして、
治療効果も半減する


変なトンデモ情報に惑わされない事が大事



そのために臨床試験などがある
例えば、
1をした人
1をしない人
で効果の差を比較で、「ほら1は効果あるよネ」
は、正しくない



ちょっと説明しづらいけど、
クスリ:■■■■■■■■■■
偽薬 :■■■■
何も無:■■


クスリで10改善しました
偽薬で4改善しました
無治療で2改善しました


となったとして


まず、
クスリ(実薬)と偽薬の差、6が薬効(クスリの効果)になる


プラセボ効果は、偽薬と無治療の差
だけでなく、
自然に良くなった効果も含まれる
で、プラセボ反応は、2+2=4


風邪とか、
自然治癒力(無治療)の効果は大きい



また、少し厄介な事に、
脳の神経的・心理的で生じる変化のみを
プラセボ効果と言う事もある(上なら2のみ)



ダラダラ書いたけど、上の、
1をした人
1をしない人
の比較で、実薬と無治療の比較ではなく
実薬と偽薬の比較もしなければ薬効は分からない


1をした人で効いた人は、
時系列であって因果は分からない



よく使われるのが、
ブラインドテストでのランダム化比較試験


シングルブラインドテストとダブルブラインドテストがあり、
前者は、被験者のみ知らない
後者は、被験者も実験者も偽薬・実薬を知らない


標準治療
と言われるのは、かなり厳しい臨床試験を、
いくつもパスしたもの


パスしてないのが、
代替医療や民間療法


主に、
○○制限とか、健康法とか、グッズとか、サプリとか、
効果があるかのようにうたっているモノ



ただ稀に、プラセボ効果が効きすぎて治る人もいる
コレはコレで良いと思う

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