本来、日本人は2型糖尿病になりにくい体質
こんばんわ~
度々のライスアドバイザーのMr.ろんり~です
前回の続きでございます
江戸時代中期、
お米を3~5合食べても糖尿病にならなかったのは
勿論、当時は血液検査が無いので、2型糖尿病の発見は難しい
また、歩く量や生活での活動量も多かった事もある
しかし、
糖尿病にならない理由もあった
お米を食べ続けてきた民族は、
ある進化をとげた
唾液に、デンプンを分解する酵素のアミラーゼ遺伝子が、
デンプンをあまり食べない民族に比べ、多く持っていた
そう、「遺伝のせい」😅
デンプンを、より早くエネルギーに変えるため、
独自の進化を遂げてきた
アミラーゼ遺伝子を多く持つ人の方が、
肥満になりにくく、インスリンの分泌量は少ない
インスリンの分泌量が少ないので、太りにくい民族
でもあった
筋肉的に言えば、日本人は欧米人に比べ、
速筋の比率は低いけど
本来、日本人はお米文化で2型糖尿病になりにくい民族
but
ご存知のように、2型糖尿病患者はココ40~50年で急激に伸びてきている
運動不足もあるけど、
食の欧米化がもの凄く大きい
インスリンの分泌量が少ないのは、
甘みを感じる事で、インスリンの分泌が早く起きる
で、
インスリンの分泌量が少ない(少なくて済む)と言う説が今は有力
※今はそれが仇になってるけどネ
またお米は太りにくい理由は、
腸内環境にもある
今でも、昔の日本人のように1日約1㎏食べる民族を調査した
この結果、
欧米人にはない、プレポテラ菌(短鎖脂肪酸)と言う健康に役立つ細菌が、
2割以上占めていた
短鎖脂肪酸は、脂肪燃焼効果があり肥満予防になる
また、免疫力アップ・抗炎症作用などもあり、
日本人が健康長寿なのは、この菌を保有してるからと言う
ただ、現代の日本人はこの菌は平均で7~8%の人しか保有してない
一番の原因は、主食(お米)から食物繊維を摂る量が減ったためだ、と
日本人の平均寿命は、今後も若干は増えるかもしれないけど、
それは医療のおかげで、健康長寿となるとどうなるか