よもやま話

おせっかいアドバイザー

糖質は体内で数パターンに変化する

こんばんわ~
三日連続の投稿です


最近ヒマなMr.ろんりーですw


ヒマなので、
トレ後、運動生理学とか見てました
あとは、
家庭菜園でシャベルで畑を耕してました




では、
本題に!


摂取した糖質は、
脂肪に変わるのか?


答えは、
そうかも知れないし、
そうじゃないかも知れない


コレは、
体内のグリコーゲン貯蔵量によったり、
筋肉が多い少ない、活動量が多い少ない、
などにより、
どうなるか分からない



お米(糖)を食べた場合、
全ての糖質は、ブドウ糖に変換され、
小腸から吸収し、
血液中に糖として反映(血糖値)
が、
ザックリとした流れ


で、
ブドウ糖の使い道は、大きく4っつ


まずひとつ目は、
ブドウ糖そのまま、体の細胞に行きエネルギー源となる


ふたつめ目は、
エネルギーが足りてる場合、グリコーゲンとして、
筋肉や肝臓に蓄えられる


みっつ目、
グリコーゲンのタンクもパンパンの場合、
残りの約8割が、脂肪細胞に体脂肪として蓄えられる


よっつ目、
残りの約2割は、尿として排出



ふたつめとみっつ目はインスリンが、
大きく関係


血液中のブドウ糖(血糖値)を、
GLUT4(糖の輸送体)が、血液中から各細胞内に運ぶ


この時、
インスリン反応の優先順位があり、
コレを、
インスリンヒエラルキーと言う


優先順位は、
一番は筋肉
二番は肝臓
三番は脂肪


そう言えば、安全第一って言うけど、
第二・第三って知ってました?
第二は品質
第三は生産


コレは置いときますネー



で、
インスリンヒエラルキーを
優先順位通りにするには、
まずは、
筋肉が多い・活動量が多いと、
筋肉→肝臓→脂肪、になり、


筋肉が少ない・活動量が少ないと、
脂肪→肝臓→筋肉、になります


優先順位に事が運べば、
脂肪に行くことはホボないです


あと、
グリコーゲンの貯蔵によっても、
優先順位は変わります



運動はしない、筋肉は少ないと、
糖は脂肪細胞に優先的に行くので、
インスリンは太るホルモンと言われる所以


で、
ブドウ糖がどんな経路で脂肪に変わるか?


グルコース→グルコース6リン酸→ピルピン酸→アセチルCoA→マロニルCoA→脂肪酸→中性脂肪


本当は、もっと複雑に変換はされるけど、
ザックリとこんな感じで脂肪になります
※アセチルCoAまでミトコンドリア内での反応


また、
アセチルCoAからコレステロールに変わる経路もあり、
脂肪に変わる経路は、細かいのを入れると複数ある




ある検証で(1988)、
体内のグリコーゲンを三日かけ枯渇させ、
その後、
9日間、ガッツリ糖質を食べる
(最大カロリー5000kcal・86%を糖質で摂取)
で、
・エネルギーになるか?
・グリコーゲンになるか?
・脂肪になるか?
を検証


結果、
二日目まで、中性脂肪の変化は無し
三日目から、少しずつ中性脂肪に合成された


三日でグリコーゲンを枯渇させるには、
苦労は大きい
が、
日頃から腹八分程度なら、タンクにグリコーゲンは少ない



で、
グリコーゲンが枯渇されてる場合、
どのくらい貯蔵できるか?


肝臓(肝グリコーゲン)は、
だいたい80~110g


筋肉(筋グリコーゲン)は、
筋肉量で変わるけど、ザックリ300~400g


筋肉量1㎏に対し、15g貯蔵
例えば、
筋肉量30㎏なら、筋グリコーゲンは450gまで貯蔵可能


グリコーゲンがカラの場合、
これ以上(380~510g+10~20g)糖質を取れば、
過剰分として、中性脂肪と尿になる




インスリンを太るホルモンだと、
声高々に言ってる人は、
「ワタシ普段からぐ~たらです」
と言ってるようなモノ


でも、
太るホルモンとは都合が良い


自分も、連呼しよう~w

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