よもやま話

おせっかいアドバイザー

脂質

こんばんわ~
Mr.ろんりーです


「脂質」


前回は、
体脂肪・中性脂肪でした~


今回も、
ザックリ行きますヨー


三大栄養素のひとつの脂質



グリセリンとみっつの脂肪酸がくっついたものが、
脂質で、トリグリセリド(中性脂肪)


脂質で重要になるのが脂肪酸


脂肪酸は、大きく分けてふたつある
・飽和脂肪酸
・不飽和脂肪酸


飽和脂肪酸の代表例のパルミチン酸の鎖は、
上の図のような感じ


不飽和脂肪酸のオレイン酸(オリーブオイル)の鎖は、
途中で角度が変わり折れ曲がる


不飽和脂肪酸のDHAは、鎖はまっすぐだけど、
ギザギザなか形は少し抑えられている


興味があれば、
ネットで見てね



飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いは、
構造が安定しているか、不安定か


構造の安定・不安定を決めるのは、
二重結合のあり(不飽和脂肪酸)なし(飽和脂肪酸)



安定しているのは常温で固まり、
不安定なのは常温で液体



脂と油の違いは、
固まるアブラが脂(牛脂やバターなど)
固まらないアブラが油(オリーブオイルや魚の油など)


どうでもいいけど、
卵と玉子も意味が違い、
生が卵で、調理したのが玉子になる



オリーブオイルや魚油が固まらないのは、
植物は体温はなく、魚は冷たい水の中なので、
固まっちゃうと、生存が出来なくなる


不飽和脂肪酸も結合によって、呼び方も変わる
オレイン酸は一個なので、一価不飽和脂肪酸で、
DHAは、二重結合がたくさんあるので、多価不飽和脂肪酸になる



脂質にも、たんぱく質同様に、
体でできないモノがある(必須脂肪酸)
ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸など、6種類


必須脂肪酸は、不飽和脂肪酸を多く含まれているので、
魚とか積極的に取りましょうー



一応、
それぞれに飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の割合はあり、


例えば、
牛肉の
飽和脂肪酸は52%
不飽和脂肪酸は48%


魚の
飽和脂肪酸は38%
不飽和脂肪酸は62%


オリーブオイルの
飽和脂肪酸は14%
不飽和脂肪酸は86%


などなど




飽和脂肪酸を多く取ると、悪玉コレステロールは増え、
不飽和脂肪酸を多く取ると、悪玉コレステロールは減る


悪玉コレステロールは、
肝臓から血液を通して、全身を循環する
その時、
各組織に、ホルモンや細胞の材料を渡す
その過程で、
血管内で落とし物をする
それが、
動脈硬化の原因になる


悪玉コレステロールは、
本来は良いヤツです


善玉コレステロールは、
悪玉コレステロールが落としたモノを回収し、
キレイな血管を保つ





余談で、
脂っこいものがやめられない理由として、
人間には、味覚がある


甘み・酸味・塩味・苦味・うまみ


以前は、
脂質には味覚は関係ないのでは?
と言われていた


最近、
第六の味覚が出て、
人間には、アブラを感じるセンサーが存在する、と


アブラがうまい、
とか


脂質は食べた時、ふたつのホルモンが分泌され、
βエンドルフィンとドーパミン


βエンドルフィンは幸せを感じ、
ドーパミンは、もっともっとになる




脂質は嫌われがちだけど、
そこは三大栄養素


脂質を極端に減らすと、
細胞膜やホルモンなどの働きは悪くなる


1日でとる目安は、
体重×1g

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