よもやま話

おせっかいアドバイザー

DHA・EPA

こんばんわ~


ボディメイク・ダイエット・健康などに関わる
DHA・EPA



DHA(ドコサヘキサエン酸)
体内で合成できない不飽和脂肪酸
DHAは、多価不飽和脂肪酸の中のn-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)に分類


免疫反応の調整・脂肪燃焼の促進・血管壁の収縮などの働きがあり、
視力低下・高血圧・動脈硬化・脂質異常・脳卒中・皮膚炎・アレルギー疾患の、
予防・改善が期待される



EPA(エイコサペンタエン酸)
DHA同様に体内で合成できない必須脂肪酸で、
コレもn-3系脂肪酸に分類される


免疫反応の調整の働きがあり、
高血圧・動脈硬化・脂質異常・脳卒中・心筋梗塞・アレルギー疾患・炎症性の、
予防・改善が期待される


EPAは、
特に血液凝固を抑える働きがあるため、
血栓症の予防が期待できる


更に中年以降にありがちな、
中性脂肪などの脂質異常を改善する事から、
特定保健用食品や機能性表示食品にも利用されている
そうです



褐色脂肪細胞には、エネルギーを作るミトコンドリアがあり、
その中にUCP1(脱共益タンパク)と言われるたんぱく質が、
熱を産生している


DHA・EPAは、褐色脂肪細胞の増加を促し、
体温を上げて体脂肪を燃やし減少させるので、
ボディメイクやダイエットには大事な栄養素になる



DHA・EPAは青魚に多く含まれる
イワシ・ぶり・サンマ・アジ・サバ・マグロ・牡蠣、などなど
but
食の欧米化が進み、肉食が増えて、
どの年代でも約3割減ってしまった


生活習慣病が進んでしまっている現在でも、
肥満・痩せ・塩分過多の人の4人にひとりは、
食生活を変えるつもりはないと言う


確かに食生活を変えるのは大変な事



DHA・EPAも魚以外の食材からも取った方が良い
中には、青魚がダメな人もいる
それに、バランスは大事


魚以外にDHA・EPAが含まれているのは、
えごま・クルミ・油あげなどのαリノレン酸で、
体内に入るとDHA・EPAに変換する



どのくらい取れば良いのか?


DHAの単体での基準値はないけど、
n‐3系(DHA・EPA・DPA・αリノレン酸)合わせた目安量として、
男性2g・女性1.6g・妊産婦1.8gが推奨量とされる


これを食品に換算すると、
100~150gくらいになる



余談で、
魚は酸化しやすいので、鮮度の良いのや旬の魚がおススメ


DHA・EPAも加熱で栄養素が失われるので、
刺し身がよりおススメかな


しかし、
刺し身は鮮度が命みたいなもの
そのために、
加熱した方が食中りになりにくい


どっちやねんw


鮮度がダメ(日にちが経って落ちそう)なら、
フライパンで!


ホイル焼きやムニエルなら、
DHA・EPAは約90%摂取


また煮物なら、
出汁でDHA・EPAもとれる


逆に最もDHA・EPAが摂取できない調理法は
フライで約50%は失われてしまう


フライパンとフライ



余談パート2
DHA・EPAは血流を良くする働きがあるので、
血液サラサラの薬を飲んでる人は要注意


また、
血圧を下げる作用もあるので、
血圧降下剤と併用すると、過度に血圧を下げてしまう


更に、
糖尿病の治療薬を飲んでいる場合、DHAは血糖値を上昇させる事があるので、
薬の効果が弱まる可能性がある



かなり前、テレビでみたけど、
魚・アザラシを多く取る民族(イヌイット・エスキモー)は、
出血すると血が止まらない人がいる(多い)



DHA・EPAのサプリは、
以前書いたけど、科学的な根拠は認められない


冒頭に書いてなんだけど、
トクホもサプリと似たり寄ったり


この辺は、大人の事情(天下りなど)が大きい

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