よもやま話

おせっかいアドバイザー

筋肉と血糖コントロール

一応、昨日の続きです



血液中のブドウ糖は、どう処理されてるのか


ひとつは、インスリン経路
もう一つは、非インスリン経路


筋肉がつけば、糖尿病は改善される
但し、
筋肉をつけるのはホントーに難しい
を念頭にススメますネ


血糖コントロールがうまくいかないのは、
体内のブドウ糖がうまく処理出来てない状態


血糖値が下がるのは、血液中のブドウ糖が減った状態
この時、ブドウ糖は各細胞に取り込まれる


糖尿患者は、インスリンの効きが悪く血糖値が下がりづらい
また、血糖値が急激に上がる


細胞にブドウ糖が取り込まれる時に重量なのが「GLUT4」


インスリン分泌と関係なく血糖値を下げるのが「運動」


インスリンは、細胞内にあるGLUT4を細胞の表面に持ってきて、
ブドウ糖を細胞内に取り組む


運動をすると、インスリン作用はなくても、
GLUT4にシグナルを送る


そうするとGLUT4は、細胞の表面に出てきて、
ブドウ糖を細胞に取り組む


なので運動は、非インスリン経路になる


血糖値を下げる約8割は筋肉で処理されている
もし筋肉が少なくなったら、糖の代謝も落ちる


中高年は、筋肉をつける事が大事
の前に、
出来るだけ、筋肉量を落とさない方が大事になる
糖尿病以前に



それに、グリコーゲンの存在
グリコーゲンは、ブドウ糖が何個もくっついて、
筋肉や肝臓に貯蔵されてる状態


で、エネルギーがなくなりそうになったら、
グリコーゲンがまたブドウ糖に変換される


グリコーゲンの貯蔵量は、
肝臓は、100g程度
筋肉は、筋肉量×1.5%程度
の貯蔵量


筋肉量30㎏なら約450g分貯蔵(トータル約550g分)
貯蔵庫を大きくするには、筋肉をつける事は必須


そうすることで、血液中のブドウ糖を
グリコーゲンとして貯蔵し、血糖値もコントロール出来る

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