よもやま話

おせっかいアドバイザー

糖新生

こんばんわ~
ポンコツ三郎の、Mr.ろんり~です



あー、今回の記事は長くなりそうです、
1分で終えたい方は、15ページまでスキップして下さいw



マズ、糖新生
知ってる方は、ココもスルーして下さい


の前に、
空腹時の筋分解は、どのくらいから始まるのか?


一般的に、
空腹時のエネルギー源は、筋肉も分解して得る
と言われる


実際は、
空腹になってすぐに筋分解する事はない


何故なら、
人間の主なエネルギー源は糖質


糖は、食事以外に体内でも作られる


肝臓・筋肉には、
糖をグリコーゲンと言う形で貯蔵されている


通常、エネルギーが必要になると、
グリコーゲンをブドウ糖に分解し使われる
※糖尿病だと、回路関係なくホルモンで勝手にブドウ糖にしてしまう
 で、高血糖に


また、
体脂肪にはグリセロールが含まれ、
これも、糖に変換しエネルギーとして使われる


また、
筋肉に含まれるアミノ酸も、
糖に変換し、エネルギーとして使われる


筋肉をアミノ酸まで分解する過程が、
糖新生


筋肉(タンパク質)をアミノ酸に分解してそれをエネルギーに変えることを糖新生といいますが、糖新生が起こると、筋肉がどんどん少なくなっていき、脂肪だけが残ってしまうので、後々リバウンドを引き起こす引き金になってしまいます。


でも通常の状況なら、
糖新生による筋肉の分解は、
肝臓に、蓄えられている糖が枯渇するまで起こらない


筋分解は、肝臓のグリコーゲンが枯渇して、
初めて分解しエネルギーとしている


一般的に、通常の状況下で糖新生が起きるのは、
6~16時間からと言われている


他の研究では、
12~16時間から


ただ注意点として、
体脂肪率が低い人は(おおよそ10%以下)、
肝グリコーゲンが、常に枯渇している恐れがあるので、
短時間の空腹でも、糖新生は起こりやすい



で、
空腹時に運動をすると、
筋肉はどう反応するのか?


まず、
空腹時の運動のメリットは、
脂肪の分解速度が加速する


別の研究では、
空腹時は、お腹への血流量が多くなる
以前書いたように、お腹の脂肪が落ちにくい理由の一つに、
血流量が少ない


空腹時は、
お腹の脂肪が通常より落ちやすくなった、と


朝食前の有酸素運動(散歩など)は、
理にかなっている



空腹時の運動のデメリットは、
筋肉の分解を高めてしまう


空腹時のトレは、肝臓にある糖の利用速度が速まり、
6~16時間持たず、筋分解が急速に進んでしまう


肝グリコーゲンは、最大約100gを蓄えていて、
カロリーだと、約400kcal


400kcalを使い切るには60㎏の人なら、
時速8㎞のジョギングだと、1時間で504kcal(約0.8時間)
時速3㎞のウォーキングだと、1時間で約190kcal(約2.1時間)
安静で、1時間で約63kcal(約6.3時間)
かかる


安静にしていれば、6~16時間空腹が続いても、
筋分解はしない計算
でも体重が60㎏より多ければ、リミットは速まる


ただ、グリコーゲンは筋肉にもあるので、
肝グリコーゲンが枯渇するまで、もう少し運動時間が必要になる



筋分解を起こしやすい人は、
日常的に糖質を制限してる人や、
大会前とかで、基礎代謝を下回る極端な低カロリーは、
運動する(活動する)前に、すでに体内の糖質が枯渇している恐れがあるので、
空腹時の運動で、筋肉が分解されてしまう



もう一つ、空腹時の運動のデメリットは、
筋肥大(発達)効果を狙えない


トレーニング後に、十分な糖質・たんぱく質を摂れれば、
筋肥大(発達)させる事は可能


しかしそれは、
十分に体を栄養で満たしているより、
優れてない


空腹時の運動でも、筋肥大(発達)は可能だけど、
筋肥大効果には向いていない


筋肥大を狙うなら、
筋肥大をしやすい体にしておく事が、良いとされている
言うまでもなく、グリコーゲンを満たしておく事が


空腹でパフォーマンスが上がらないと、
筋肉に、いい刺激は入らないので、
筋肉もつきにくい

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