よもやま話

おせっかいアドバイザー

健全な食習慣と運動習慣で

病人の自分が「健全な」って言うのもなんだけどネ



では、本題に!


川崎医科大学健康管理学教室より、
健診受診者を対象に行った調査結果で、
就寝前に食事をとらない、
間食をしない、
早食いをしない、
よく歩いている


こんな生活習慣を実践している人は、
そうでない人よりも、幸福感が高いことが明らかになった


また、幸福感が高いほど死亡率が低いという関連も、
健康な集団と、疾患のある集団の双方で確認されている



対象は、2017年に同大学病院で定期健康診断を受けた4,324人から、
幸福感に影響を与える可能性のある因子(脳心血管疾患、慢性腎臓病の既往や、
高血圧・糖尿病・脂質異常症の薬物治療)がある人を除外した2,295人


これらの人の2017年の健診時に把握した生活習慣と
世界保健機関(WHO)による幸福感の指標「WHO-5」との関連を横断的に解析するとともに、
2016年にも同院で健診を受けていた人に関しては、縦断的解析も行った


対象者2,295人は、
年齢が49.3±8.4歳
女性が54.3%
BMI22.67±3.72



食習慣関連では、
昼食に20分以上かけること
塩辛い食べ物を好まないこと
毎食野菜を食べていること
就寝前2時間以内に夕食を食べないこと
夕食後に週に3回以上間食しないこと
週に3回以上朝食を欠かさないこと


運動習慣関連では、
30分以上の集中的な運動を週に2回以上行うこと
毎日1時間以上歩いていること


参考:「ライフスタイル行動の変化と中年日本人の最適な幸福との関連」



前も書いたように、
習慣は、普段の行動の7割(以上)を占める


2型糖尿病などの生活習慣病は、過去の生活習慣の結果


「習慣を制するモノは、人生の質を制する」


過去の悪い習慣を今からでも、
改善する意識を持つか、
全てを「遺伝のせい」「~~のせい」で誤魔化すかでは、
将来、大差になる


2500年以上前、医聖ヒポクラテスは、
「体に良い事をしなさい。それが出来なければ悪い事は減らしなさい」
と言った

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