よもやま話

おせっかいアドバイザー

脂肪肝を改善しよう~

こんばんわ~
前回に引き続き


脂肪肝


脂肪肝の原因は、
アルコールとカロリー過多で運動不足



脂肪肝には、
アルコール性と非アルコール性がある




国内での正確な患者数は分かってないけど、
人間ドックを受ける人で、非アルコール性脂肪肝に罹患している人が30~40%
推定で1000万~2000万人の潜在患者がいると考えられる


非アルコール性脂肪肝炎に進展するのは、
そのうちの10~20%に相当する100~200万人位


非アルコール性脂肪肝は、
男性:40~50代にかけて、
女性:60~70歳にかけて、
増加傾向


NAFLは、肝臓に脂肪がたまってる状態
NASHになると、次のステップに・・・。


肝臓も、
本来そこに脂肪は溜まらない、血管が多い場所


肝臓に脂肪がたまると、
白血球のマクロファージが脂肪を食べにくる


そうなると、
サイトカインを発生し、他の仲間がドンドン増えてくる
それらが悪化してNASH、肝炎と言う状態に


肝炎になると、
色々な過程を経て繊維が固くなり、
肝硬変→肝臓がんに



NAFLなら問題ない?
とも言えない


自律神経失調症・糖尿病・高血圧・脂質異常などなども、
かなりの割合で引き起こす


また、NAFLの人で1~2割はNASHに移行し、
段々と肝臓も悪化していき、うつ病のリスクも上がる


肝硬変や肝炎の患者の3人にひとりは、
うつ病も併発していると言う


NASHになると、5年後20%は肝硬変になり、
ふたりにひとりは肝臓がんになってしまう



検査は腹部エコー検査をやれば分かる
また、
血液検査でも検討はつく


AST(GOT)・ALT(GPT)は肝臓に非常に多い酵素で、
肝細胞が傷つくと、コレらが血液中に増え数値が上がる


ALTが基準値より高いと、脂肪肝の可能性は高い


AST・ALTがドッチも高い場合、
や、
ALTがASTより高い場合は、肝細胞が日々破壊されている事になり、
何かしらの病気を抱えている可能性は高い


この場合、
ほとんどが脂肪肝かアルコール性肝硬変、
だそうです



逆に、
ASTが基準値より高い場合、
心臓・筋肉・血液とかに異常が出ている




脂肪肝の予防・改善で一番は体重(脂肪)を減らす
体重5%減で脂肪肝の約3割が減る


体重が減らなくても、
中高強度の運動を毎日30分やることで、
脂肪肝は改善できる


そのために運動
中高強度の運動を1日30分、週250分以上


特に非アルコール性の場合、体重の減少関係なく
運動する事で脂肪肝は改善された




オメガ3脂肪酸を多く取る事は、
脂肪肝の予防・改善につながる


肥満者を対象に、3週間毎日1000kcalを余分に取らせた
1、肉・バター・チーズ・ココナッツなどの飽和脂肪酸を多く摂取した群
2、オリーブオイル・ナッツなどの不飽和脂肪酸を多く摂取した群
3、オレンジジュース・甘み飲料・キャンディなど多く摂取した群


各群、
どのくらい肝臓内の脂肪が増えたか?


1の群が55%増加
2の群が15%の増加
3の群が33%の増加


2は15%増えたものの、
脂肪細胞での脂肪分解は促進されていた


青魚・ごま油・亜麻仁油をとる事で、
脂肪肝の予防・改善は期待できる




後、前回書いたコーヒー
これが、運動以外で一番現実的な気がする


毎朝飲むのは、
そこそこの人は出来るだろうしネ


1日2~4杯も、自分的には可能な量
カフェインレス・インスタントコーヒーでもok


国立がん研究センターの調査では、
コーヒーは脂肪肝以外で、肝臓がんにも効果があった


週1~2杯でも肝臓がんのリスクを優位に下げた


コレもコーヒーに含まれるポリフェノール(クロロゲン酸)が、
関係していると言う推測



肝臓に脂肪が多ければ多いほど、
筋肉にインスリンが効きにくくなる
で、
また脂肪として蓄える悪循環に


脂肪肝があると糖尿病になるリスクは、
男性:4.8倍
女性:14.5倍
だった
2000人以上対象:10年追跡(福山医科大)



皆さんも、時々は生活習慣を見て、
見直せる事はやりましょ~
ん、
もうすでにやっている

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